2020-05-18
タイピングが早くなるコツ
みなさん。
コロナの影響でテレワークになっていますか?
私も常駐業務の契約だった案件が、テレワークに移行しています。
テレワークになったら、いやおうなしにパソコンでお仕事することになるのですが、パソコンで仕事が早くなるには、何にしたってタイピングです。
タイピングの速度が仕事の速さに直結しているのは、まぎれもない真実だと思います。
この記事で紹介していること
プロのエンジニアでも、ちゃんとタッチタイピングできてないぞ!
最近は「ブラインドタッチ」とは言わず「タッチタイピング」というそうです。
「ブラインド」というのが英語圏で差別的な意味合いを持つのだとか。
して、タッチタイピングとはなにか。ですが、もちろんキーボードを見ずに自由に文字入力できることです。
思った言葉を、遅延なく直接PCに入力できるのは、アイディア資産の再利用性としては抜群に効率的です。
「俺はキーボードを見ずに打てるぞ」という人でも、次のようなことはいかがでしょうか?
- 数字キーはテンキーを使っていませんか?
- 四則演算記号はテンキーを使っていませんか?
- $%&あたりを、キーボードを見て打っていませんか?
これに該当した方! 損していますよ! なんちゃってタイピングですよ!
テンキーに手を動かすのは、とても時間がかかります。
もちろん、画面から目を離すと次に目を向けたときに1アクション遅れますよ。
テンキーに手を伸ばせば、テンキーのホームポジションを探して1アクション遅れますよ。
また英字キーに戻ったときに、さらにホームポジションを探して1アクション遅れますよ。
そうこうしているうちに10文字は打てます。
数字のたびに10文字損していますね。
現代の文字入力で、数字を打つ機会は多いので、絶対に1日にしたら1000文字は損しています。
1000文字と言ったらワープロ検定でいうと、10分に相当します。
なんちゃってタイピングのあなたは23時間50分しか活用できていないことになりますよ!
リアルタッチタイピング矯正のススメ
では、なんちゃってを卒業する方法をご紹介します。
決してキーボードを見ない
キーボードを絶対に見てはいけません。
最初は探したり、間違ったりをたくさんすることでしょう。
それでも絶対見てはいけません。
高校の時のワープロ競技会に参加したお話をしましたが、このとき顧問の先生に教えてもらったタッチタイピングの矯正方法はキーボードに乗せた手の上に布を乗せること。
嫌でも見ることはできません。
これおススメです。せっかくのテレワーク。PCから手を離さずに仕事ができるのなら、ぜひやってください。
マウス操作するのはどうすりゃいいのさ
とはいえ、仕事をしながらそんなことめんどくさいですよね。
マウスを操作するたびに、布を乗せなおすのはかったるいです。
そんな時はこれです。
今ではPCをThinkpadにしたので、こいつは休ませていますが、トラックポイントとってもいいですよ。
ホームポジションから手をはなすことなくマウス操作ができるんです。
ぜひお試しください。
正しいタッチタイピング練習法とは
さて、トラックポイントを手に入れたあなた(?)は、すでにタッチタイピングを手に入れたようなものです。
なぜかというと、あなたの指は、ホームポジションから離れることは決してないからです。
さぁ、今すぐタオルを持ってきて、手の上にのせてしまいましょう。
どうですか?キーボードが見えないでしょう?(あたりまえですが!)
これでもうあなたはタッチタイピングマスターのスタートラインに立ちました。
ここからが本番です。
次のことを守ってください。
- タオルを絶対に外さない
- ホームポジションから離れたら、必ずホームポジションに戻る
- 最初は指1つずつ、打ったらホームポジションに戻る
- 慣れてきたら2つか3つ(ローマ字入力ならば、子音と母音を単位として)を単位にホームポジションに戻る
- 漢字変換は語を単位に確定していく(漢字変換対象が長くなると、方向キーが必要になるから)
- 戻るときはBackSpaceキーだけを利用しましょう
- トラックポイントならば、方向キーに頼らず、トラックポイントを利用しましょう。
これをやっていれば、1か月もしないうちに、確実にキーボードを見ないで打てるようになります。
さらにタイピングを加速するためのアドバイス
ワープロ競技会では、全国の強豪たちの神業を目の当たりにします。
いつホームポジションに戻っているのかもわからないくらいです。
ヘタすると亜種もいたります。
結局はあなたにとって、どんな打ち方が最も早いか、という話になりますね。
独自のタッチタイピングを完成させるために、ちょっとしたアドバイスをします。
方向キーを使うか使わないかを徹底する
PCのキーボードは、英字の配列はだいたい同じでも、方向キーやShift、Ctrlキーなどの配置が微妙に違うことがあります。
多用する方向キーも位置が違うので、キーボードが変わるととても使いにくくなります。
漢字変換の単位を長くすれば、方向キーを使う機会が増えますから、お勧めできませんが、漢字変換の単位を長くすると早く打てるようになるのも事実なんです。
ここは好みになりますね。
どちらが自分に合っているのかを探してみてください。
ちなみに私は語を単位に漢字変換しています。
とかく文章は考えながら打つものですから、漢字変換のたびに、接続する言葉を考えることにしています。
ワープロ競技会のような、決まった文字を模写するならば、漢字変換の単位を長くする方が断然早いです。
多用する離れたキーを、打ちやすくカスタマイズする
BackSpaceキー、遠いですよね。
前回の記事でも書きましたが、私は間違い文字数全国1位です。
間違った分だけBackSpace押しているはずです。
でもこれが遠いんですよ。
ワープロ競技会では、平成7年当時は「キャノワード」というキヤノン製ワープロ専用機を利用していました。
これ、スペースキーの右側にBackSpaceキーがあるんですね。
ほんと、これにお世話になりました。(写真は残念ながらないです)
これを再現できるソフトがあるんですよ。
Change Key 常駐しないで変更
AutoHotKey 常駐して変更
Change Key は、レジストリを変更してしまうので、直すときもこいつが必要です。
また、変更したら再起動する必要がありますが常駐しないので、PCのパフォーマンスに影響しません。
AutoHotKey は常駐して変更します。都度都度変更できますし、マクロのようなファイルで設定するのですが、こいつをシーンによって切り替えるなんて使い方もできます。
Unix系OSを利用していて、Viに慣れているなんて方にとっても、Ctrl+Hで左キーにするなどもできます。
また、eclipse をViっぽくするなんていうプラグインもあります。
👆 eclipse > ヘルプ > 新規ソフトウェアのインストール > 作業対象にコピペしてね
Vi慣れるとホント早いです。もうホームポジションから手が離れることはないです。
色々なソフトウェアを駆使して、タッチタイピングを極めてくださいね。
まとめ
- キーボードを絶対見ない(タオルをかぶせる)
- マウスを使わず、トラックポイントを使おう(Thinkpad買おう!)
- ホームポジションにちゃんと戻ろう
- 短い語を単位に漢字変換しよう
- できれば方向キーを使わないようにしよう(トラックポイントを使おう(Thinkpad買おう!))w
※ Lenovoさん、スポンサー契約お待ちしています(笑)