2023-04-26
ISMS審査員になるには? 費用は? ~IRCA ISMS審査員になりました♪~
せっかくISMSのお仕事を始めて、講習受けさせていただいたので、結構なコストはかかりましたが、IRCA ISMS の審査員資格をいただきました。
https://members.quality.org/QUALITY/IRCA/Auditor_details.aspx?ID=6153461
維持するにも活動が必要ですが、審査員は高齢でも活動されている方も多いので、エンジニアの賞味期限切れ対策としてもよさそうです。
実際に審査する立場としても活動していきたいと思います。
さて本題の審査員になるための手順と費用についてご案内します。
この記事で紹介していること
関係機関
ISMSなどのISO規格審査は、認定機関と審査機関があります。
認定機関 | 実際に審査を受けた組織に規格準拠してるよ~という認定をして、証書を発行する | 例:ISMS-AC、IASなど |
---|---|---|
審査機関 | 組織を審査して、規格準拠してるから、認定機関に認定してねって推薦する | 例:bsiジャパン、JQAなど |
審査員登録機関 | 各規格の審査資格を持っている人を管理してる期間 | 例:IRCA、JRCAなど |
手順
審査員になるのに必要な手順
研修&試験
一般的に研修は1週間あって、最終日に試験があります。
試験は半分くらいの方が合格しているようです。
一発合格するには、それなりにまじめに受講することと、規格のメタいところの理解が必要です。
規格理解の勘所
- 規格が求めている本質的な意図
- 採点方法、上手に点を取るコツ(適合・不適合を問われる問題での答え方のコツ)
私が一緒に研修を受けた中には、〇回目という方がちらほら。。。。
審査員登録
合格証など
先の試験で受領した合格証を提出します。
経歴書もフォーマットがあって、今までその規格や周辺スキルに関する職歴や活動履歴を記載します。
CPDログ
審査員は審査する立場なので、継続的にスキルアップを図る活動が求められます。
いつごろまでにどんなことする予定です。的な資料をフォーマットに従って作成する必要があります。
まじめに考えると概ね作成に、2~3時間程度かかります。
費用
審査員登録までに必要な費用
研修&試験 | 35万くらい |
---|---|
審査員登録 | 3万くらい |
まとめ
費用もさることながら、試験のハードルや手間もかかります。
しかし、ISO審査員は高齢でも活動できて、ニーズも安定的にある重宝される資格です。
知識のアップデートも求められていて、モチベーション維持しなきゃいけない反面、長期にわたっての自分の生きがいにもなりますし、収入のスタビライザーとして優秀な選択だと思います。