2020-04-21
そもそもどうして警察官になったのか
この記事で紹介していること
進学に反対され警察官になった私
進学したかったのですが、親に公務員を勧められ、言われるままに公務員試験・警察官試験を受験し、合格したのがすべての始まりでした。
学生時代
私は商業高校の情報処理科でコンピュータの道を志し、いずれはゲームエンジニアになりたいと思って多感な時期を生きていました。
時は平成7年。世間は就職氷河期と呼ばれ、友人は就職より進学を選択する人が多い時代でした。
私もそんな友人たちと同じく、進学をして、いずれはゲームエンジニアとしてプログラマを目指していました。
高校卒業後の進路
進学をしたいことを両親に伝えましたが、公務員である程度の地位を確立していた父親から
まずは公務員試験を受験しろ。合格できなければ専門学校に行かせてやる。
と言われ、自分で学費を稼ぐことはまず無理だと考えた私は、言われるままに公務員試験の勉強をしました。
せっかく受験するなら、自分の学力は一般的に通用するのか知りたかったので、やる気の続く範囲で過去問の勉強をしたところ、警視庁警察官は不合格だったのですが、地元の埼玉県警察官は合格。
合格したのは素直にうれしく、警察官と言えば、普通の社会人よりも特殊な経験ができると思い、嫌になったらやめればよい、くらいのつもりで警察学校に入りました。
警察官という仕事はおもしろい
警察学校を始め、警察官という仕事は、日々刺激的な体験でした。私は警察官という仕事にだんだんと惹かれ始め、あんな仕事、こんな仕事をしてみたいと思うようになったのでした。
その反面「嫌になったら警察官をやめて、プログラマになろう」とも思っていましたが、そんなことを思いながら、22年間を警察官として過ごしてしまいました。
警察官になってもPCはずっとやってました
警察学校時代では、まだ携帯も持っている人がまばらな時代。
PCスキルを持っている人も少なかったです。
完全寮生活で、自分のプライベートスペースは少なかったのですが、当時の担当教官がとても良い人で、PCを持ち込みさせてくれました。
それで学級新聞を作ったりしたのが、私の制作活動の最初だったのかもしれません。
警察学校を卒業しても、寮生活は続きますが、それなりに給料もいただいていたので、40万のノートPC VAIO を買って、ウェブサイトを作ったり、DTMで作曲したりするのがとても楽しかった。
今でも時間があったらやりたい。