2021-06-09

マイニングPCの電源ケーブルが焼けてました。GPUの消費電力と電源の出力、1本のケーブルに接続するGPUの数はちゃんと考える

投稿者: KuRo

この記事で紹介していること

ご注意

この記事では「1つのケーブルでGPU2つまで」としていますが、この考え方でも焼ける可能性はあります。
コメントでご指摘をいただきました。

マイニング中にマイナーが停止する原因と前兆と対応方法

こちらの記事、コメントを参考にしてください。

電源ケーブルは焼けてしまう

常にたくさんの電力が消費されるATX電源。
マイニングPCならなおのことです。

最近接触が悪いなぁ~と思っていたら、電源ケーブルが焼けていました。

品質が良くったって焼けるときは焼ける

電源は Corsair RM 1000X です。
80 PLUS GOLD認証の確かな品質(のはず)ではあります。
ケーブルも純正です。
それでも連続使用によって焼けるときには焼けます。


電源側コネクタ部が焼け、ソケットピンが剥離した状態


少し白くなっている個所は、高熱になって、焼ける寸前の状態だと思います

これらは、1つのケーブルに3つのGPUを接続していたケーブルです。
ケーブルには4つのコネクタがあるので、最大4つ接続できるのですが、2つが限度のようです。

まとめ

ケーブルに接続できるコネクタがあるからといって、つながるだけつなげるのは危険です。
無理は禁物。
マイニングは電源管理が最も重要だということの現れですね。

追記

後から気づきましたが、もう一つのマイニングPCは、直結型(電源本体側にコネクタが存在せず、取り外せないタイプ)なのですが、まったくトラブルがありません。
GPUの接続数が少ないのも理由の一つではあるでしょうけど、コネクタ(着脱できる部分)が少ないことがリスク低減につながるのは間違いないでしょう。

大容量、ハイプライスで、高品質な電源ほど、プラグイン型の製品が多いように感じますが、実は中程度品質のミドルクラス直結型ATX電源を補助電源として利用したほうが、コストを下げられたりするんだろうか。
その場合の消費電力(ランニングコスト)はどうなんだろう。

検証してみたいけど、結構大がかり・・・・