大規模プロジェクトのリリースとは?!
大規模プロジェクトに参画することとは?
私はフリーランスとして、某社超有名ウェブサービスの改修プロジェクトに参画しています。
そういうと、とてつもなく優秀で、超技術があるように聞こえるでしょうけど、大規模プロジェクトの性質を以下に示しますが、参画の敷居はあまり高くありません。
- 責任あるプロパーがちゃんとハンドリングしている
- 自社プロダクトの場合、納期よりも品質重視なので、進行や世間のコロナなど情勢によっては納期はどんどん延びる
- 経験の高低に関わらず人がどんどん入って、どんどん出ていく
これは設計~テスト工の性質です。
だから、ほぼ新卒で経験がない人もプロジェクトに参画してきます。
ただし、C/O(カットオーバー:リリース)の時期になると、求められる人材が変わってきます。
- 本プロジェクトに参画してからある程度の期間経過している
- プロジェクト外の関連する人とも、調整可能なパイプがある
- 調整できるコミュニケーション力がある
- リスク想定できて、無から問題点を捻出できる
いま、まさに私はこんな状況に身を投じていて、家に帰れない状況です。
C/Oの際に発生した問題点は「インシデント」、いわゆるノウハウとして管理される情報です。
これに携わり、解決に従事すると、そのプロジェクトとして、有識者にカウントされるようになります。
たとえ、プロジェクトから一度離れたとしても、もう一度そのプロジェクトに参画するチャンスをいただけるわけです。
大規模プロジェクト参画のデメリット
大規模プロジェクトの参画デメリットは以下です。
- 全容把握はリーダー陣がしているので、ワーカーは情報不足になりがち
- なぜこんなことをさせられているか、常に疑問を感じる
- スキルアンマッチと判断されれば、速攻離任!
スキルアンマッチと判断される前には必ず「人付き合い上の問題」があります。
逆説的に言えば、「人付き合いが下手でも、仕事上頼られる人材ならば、フォローされる」ことでもあります。
大規模プロジェクト、リリース時に参画していることの大きなメリット
大規模プロジェクトほど、各部品の「結合度」は高くなります。
いままで開発された部品は、高額なコストをかけて作られたものですから、スクラッチ・ビルドを安易に採用できません。
結果、その部品の歴史を理解、説明できる人材は、長期に頼られる人材になります。
それが良いこととは私は思いませんが、それを利用することは、フリーランスとしてはありなんだと思います。
カットオーバーの際には、たくさんの問題が発生します。
各部品の歴史やいきさつを理解している人材は、離任させにくい性質があります。
フリーランスとして生きていくために、自分の価値をいかに出していくかはとても重要です。
いかなる状況も、自分の価値をだすための糧にすることは、個人事業主としては大切なスキルですよ!